ぼく・わたしあるある

「夜よるになると暗くらくて歩あるくのにこわい場所ばしょがあるんだ」
「家いえの近ちかくは街灯がいとうがないので増ふやしてほしい」
「学校がっこうの帰かえりにひとりで歩あるいていても、見守みまもってくれる大人おとながいたらいいな」

あなたは、まちを歩あるいていてこわい思おもいをしたことはあるかな。こどもが安心あんしんして過すごせるまちは、いつも、こどもへの「大人おとなの見守みまもり」がたくさんあるまちです。こどもが危険きけんな目めにあわないようにいろいろな工夫くふうをしています。

東京都とうきょうと足立区あだちくでは、地域ちいきの大人おとながこどもの登下校時とうげこうじの通学路つうがくろの見守みまもりや夜間やかんの公園こうえんなどの見回みまわり活動かつどうをしています。また、足立区あだちくは、地域ちいきの大人おとなが連携れんけいして、犯罪はんざいのない美うつくしく住すみやすいまちをつくろうとしています。アメリカでの取組とりくみを参考さんこうにして、より安心あんしんなまちづくりを目指めざして「ビューティフル・ウインドウズ」という運動うんどうを行おこなっています。

実際じっさいに大人おとながその場所ばしょにいなくても、こどもの見守みまもりにつながる工夫くふうもたくさんあります。兵庫県ひょうごけん加古川市かこがわしは、こどもがビーコンタグなどの機器ききを携帯けいたいすることで、通過つうかした場所ばしょがわかる仕組しくみを使つかって見守みまもりをサポートしています。携帯電話けいたいでんわの位置いち情報じょうほうシステムも、こどもの居場所いばしょを探さがすことができる工夫くふうの一ひとつです。こども家庭庁かていちょうも、こどもが安心あんしんできるまちについて情報じょうほうを発信はっしんしていきます。