ぼく・わたしあるある

「同おなじ人間にんげんなのに見みた目めや生活せいかつの中なかで大事だいじにしているものが違ちがうというだけで、なぜ虐いじめや人種じんしゅ差別さべつがあるんだろう」
「人ひとと違ちがうところがある人ひとを傷きずつけることを言いってしまったことがあるけど、実じつは自分じぶんも人ひとと違ちがうところがあるって気きがついた」
「それぞれの人ひとの気持きもちが変かわらなければ、差別さべつはなくならないんじゃないのかな」

すべての子供こどもは、どんな理由りゆうがあっても差別さべつされない権利けんりがあります。そして、子供こどもも大人おとなも世界せかいで生いきる一人ひとり一人ひとりが、どんな人ひとに対たいしても偏見へんけんや思おもい込こみをなくすことが、差別さべつのない世界せかいをつくることにつながります。
人ひとに対たいしての偏見へんけんや思おもい込こみの背景はいけいには、その人ひとがこれまで見聞みききしてきたことや体験たいけんをはじめ、社会しゃかいがさまざまなメディアで発信はっしんしているメッセージなど、いろいろな理由りゆうがあるかもしれません。そういった背景はいけいに気きがつき、見みた目めや信しんじるものなどが違ちがっても同おなじ人間にんげんであることを思おもい出だすには、どんな方法ほうほうがあるでしょうか。
人種じんしゅや国籍こくせき、性せい、意見いけん、障害しょうがい、経済状況けいざいじょうきょうなどが違ちがっていても、共通きょうつうの言語げんごをあたえてくれるものがあります。例たとえば、スポーツは、同おなじチームで同おなじゴールを目指めざすと、チームで共通きょうつうの体験たいけんができます。あなたが好すきな音楽おんがくやアニメを通つうじても、楽たのしい話はなしができるかもしれません。周まわりの人ひとと共通きょうつうの好すきなものをみつけてみましょう。