気持ちや考えのモヤモヤに気がついたとき、それがうまく言葉にならなかったり、近くの人には相談しにくいなと感じることもあるかもしれません。
自分の気持ちの揺らぎや悩みに気がつくことそのものが、みなさんの中にある力です。そんなときには(もう試しているかもしれないけれど)自分を楽にする方法を色々試したり、誰かと一緒に考えたりすることもできます。
例えば、学校にはスクールカウンセラーという人がいます。スクールカウンセラーは、こどもたちのさまざまな声を聞いて、どうしたらいいかを、一緒に考えます。
地域にも、こども食堂などこどもと大人が交流できる場所や、多様なこどもたちの居場所づくりや学習支援を行っている団体もあります。
でも、誰かに相談するということは結構エネルギーがいることかもしれません。ときには、信頼できる人がいなかったり、身近な人は忙しそうでいつ相談したらいいかわからなかったり、悩みを言葉にすることを大変に感じたりすることもあると思います。
そんなときには、ぜひその気持ちも大切にしながら、自分の名前を出さずに相談できたり、いつも知っている人とは別の人や自分に合った人を見つけられるような相談場所にアクセスしてみるのもひとつの方法です。こども家庭庁のホームページでは、こどものいろいろな悩みの相談窓口を紹介しています。つながりにくかったり、自分とは合わないということもあるかもしれないけれど、そんなときはぜひいくつかの相談先を試していただけたらと思います。
ぼく・わたしあるある
悩みとのつきあいかた
言葉にしにくい、周りに相談しにくいなと思ったら…