ぼく・わたしあるある

「大人おとなは、こどもよりえらいの？」
「どうして大人おとなはこどもより上うえの立場たちばで、こどもに接せっしてくるの？」
「こどもだから気きづけることもあるよ。こどもの意見いけんを取とり入いれて物事ものごとを決きめたり話はなし合あいを進すすめてほしいな」
こどもたちから大人おとなについての意見いけんが届とどいています。

全すべてのこどもは、自分じぶんにかかわることに意見いけんを伝つたえることができる権利けんりをもっています。こどもたちの「こえ」はどれも大切たいせつです。「こえ」には、自分じぶんの感かんじたことや気持きもち、考かんがえ、疑問ぎもんやもやもやなども含ふくまれています。どのこどもにも、笑わらったり泣ないたり、黙だまったり、寝ね転ころがったり、「言葉ことば」でも「言葉ことば」以外いがいでも、ちょうどいい方法ほうほうで表現ひょうげんする力ちからがあります。「服ふくはこっちを着きたいな」「ご飯はんが美味おいしかったな」「なんだかモヤモヤするな」など、自分じぶんにとって伝つたえたいなと思おもうことを、伝つたえやすい方法ほうほうで、伝つたえやすい人ひとに伝つたえることは大切たいせつな意思表示いしひょうじ（意見いけん）のひとつです。

大人おとなは、意見いけんを聞きいたうえで、こどもと一緒いっしょにこどものことを考かんがえ、こどもにとって最もっとも良よいことは何なにかを考かんがえる必要ひつようがあります。でも、もしもみなさんの声こえが伝つたえにくいな、伝つたえたけどうまく受うけ取とられなかったなと感かんじたりしたときには、そのことを一緒いっしょに考かんがえるような場所ばしょや機関きかんもあります。もしよければ活用かつようしてみてくださいね。